トウノイエ
トウノイエは海の近くの住宅地に建つ3階建てのお家、夏には海辺で花火大会が行われる。
施主は明るいリビングと、花火の見える3階建ての建物、可変できる沢山の個室(子供部屋)、内装に古材を使うことを望まれた。
敷地は東と南に道路があり、南側の道路の向こうには、2階に大きな窓のあるお家、西と北は空地となっていた。
そこで、南側の光を沢山とりながらもプライバシーを確保できるように、リビングの延長のような、外から見えない中庭を設けた。
また、2階3階はプライベートスペースとし、将来可変性のある間仕切りを設けることにより、7部屋を確保出来る計画とした。
7部屋の中心となるホールからはいつも移り行く空だけが見える。